3301年5月20日

反連邦テロリストがつなぐアーティファクト研究

こ の週末、78 Ursae Majoris星系の複数のステーション内やその周辺に数百トンにも及ぶBio-Wasteが投棄されていることが発見されました。この星系は、 Halsey大統領が計画している大規模な視察旅行における視察地として現在その準備に追われており、The Canonと自称する団体がその任に当たっています。

この件について匿名の関係者が我々Galnetに語ってくれました。「これは最近発見 された”未知のアーティファクト(Unknown Artefacts)”に関する真実を求めて志を同じくしたコマンダーたちの活動の一環だよ」「彼らはこうも言っている。連邦政府 (the Federation government)にその秘密を吐かせるよう政治的な圧力をかけるためなら、廃棄物を投棄するレバーを引く準備はいつでも整っている、と」その関係者 は、そのアーティファクトが何らかの新しい大量破壊兵器として使われるのではないかという懸念が広がっていると繰り返し述べていました。

時 を同じくして、先頃Arcanonn博士が連邦の護送船団によって運ばれた未知のアーティファクトに対する調査を連邦政府に要求していることが明らかにな りました。我々がArcanonn博士に対して、彼らテロリストグループとの関わりについて質問したところ、彼らの行動と何ら関わりはないと明確に否定し たものの、この件における政治的な関与についてそれ以上の質問に答えることを拒否しました。

しかしながら、彼は去り際にこう語りました。

「こ れだけははっきりしている。連邦政府がそららのアーティファクトについて隠蔽しようとしていることについて嫌気が差しているのは我々だけではないし、もっ と直接的な方法で行動するコマンダーもいるだろう。言うまでもなく、そのようなやり方は全く容認できないが、彼らの持つ不満にはいたく共感できる」

「こ れらの破壊的な行為に終止符を打つために私は等しく、Federation、Alliance、そしてEmpireの全ての市民に強く訴えたい。これらの 恣意行動がさらにエスカレートする前に、これらアーティファクトの起源や性質にいて全ての情報を公開するよう自分たちの政府に要請してほしい。加えて私は チーフゼノ化学者のLyran Betarに私へ連絡いただけるようお願いしたい。そうすれば、全ての人類に対する共通の利益を探求するという観点から、我々が持つ研究のための様々な資 源やこれらの潜在的な可能性を秘めた物体についての研究を共同利用できるだろう」

 

ソース: Galnet News Archive