先日ベータテストの発表が行われたElite Dangerous: The Commanders (2.3)ですが、今朝公式フォーラムにてその概要が発表されました。以下はそのサマリーです。
ソース: 2.3 Dev Update
I. Multicrew
- これまのNPCクルーの雇用以外に、人間のプレイヤーを自分の船にクルーとして搭乗させることができる、または他人の操縦する船にクルーとして搭乗することができるようになる
- 船には最大で2名(船の所有者を含めて合計3名)まで搭乗可能。但しNPCのクルーも変わらず搭乗可能なので実質は人間3名+NPC1名の4名
- 自分の船に誰かをクルーとして乗せたい場合は、直接他のプレイヤーを招待するか、参加者募集の状態に設定して搭乗希望者を募る(所謂ロビーを開設して誰かが来る待つ)
- 他人の船にクルーとして登場したい場合は、参加者を募集している船を探す機能を使って空きのある船に搭乗する。マッチングは自動で行われるが詳細は不明
- 他人の船にクルーとして登場する場合は、参加する船が現在位置からどれだけ離れていても関係なく一瞬でその場に移動する。またいつでもマルチクルーでのプレイを止めることができる
- 船の所有者がマルチクループレイを止めるか、クルー自体が任意の時間にプレイを止めると、クルーはマルチプレイ参加直前にいた場所まで自動的に戻される
- 役割はHelm、Gunner、Fighterの3つ
- Helmは船の所有者が務め、操船、エネルギーの分配、ナビゲーション等を行う(要は今まで一人でやってきたことそのまま)
- Gunnerはタレット系武器及びミサイルの制御やスキャナーの制御を行う
- Gunnerには船の全方位を容易に確認できる三人称視点のUIが与えられ、船に装備された全てのタレット系武器とミサイルを一度に操作可能。同様にkill warrant scannerのようなスキャナーによる走査もこのUIで行うことができる。今までのように船の前方に相手を捉え続ける必要がなく、三人称視点のため上下左右、360度確認可能で死角がないため戦闘を有利に進められる
- Gunnerには通常のFire Groupsに追加して2つのクイックスロットが設けられ、より多くの武器やスキャナーの組み合わせを事前に設定可能
- Fighterは船から射出可能な小型戦闘艇(F63 Condor、Imperial Fighter、Taipan Fighter)に搭乗できる。これまで通りNPCのクルーも搭乗可能なので、合計2機の戦闘艇を搭載、出撃させることが可能となる
- 船の所有者は常にHelmの役割を担うが、GunnerとFighterはいつでも役割変更が可能
- Power Distributorによるエネルギーの分配はクルーメンバーの誰でも変更可能となる。Helmが操作する通常のPipに加えて、Gunner用に追加のPipが用意される
- 船が破壊された場合の一人当たりの買い直し費用は、通常に比べて安くなる(人数割り?)
- ミッション等で得た懸賞金や報奨金は船の所有者がもらった額と同額を他のクルーは受け取ることができる
- マルチクルーでのプレイ中に受けた罰金や懸賞金、および犯罪のステータスは船の所有者にかけられたものと同額が他のクルーにも適用される。マルチクルーでのプレイを終了する際にそのまま罰金や懸賞金を引き継ぐか、マルチクルーのプレイ中に得たクレジットを全額払って罰金や懸賞金、および犯罪のステータスを解消するかのどちらかを選ぶことができる
II. Commander Creator
- プレイヤーの分身となるアバターを作成可能となる。今まで名前(コマンダー名)としてしか存在しなかった彼らに顔や姿かたちを与えることができる
- 本格的なカメラシステムを利用して宇宙を旅する自身のアバターやクルーメンバーを見ることができる