Dev Update (8月13日)

8月13日付けのDev Updateのサマリーです。全文の訳はElite: Dangerous JP Wikiさんの開発ブログをご覧下さい。

  • PCおよびMac版のCQC(v1.4)は数週間以内にベータテストを開始したいと考えている。これと同時にXbox One版も正式リリースしたい
  • v1.4にはCQCのような新機能だけではなく、バグ修正や各種調整も含まれる
    • v1.4ではネットワークの最適化も行っている。スーパークルーズから通常空間へ移行する際にアイランド(islands)を正しくマージできない問題や、接続に関するいくつかの問題も解消される予定だ
    • 精製器(Refinery)が稼働していない状況で、ホッパーに鉱石が入ったままであれば、精製器は鉱石を生成し容器(bins)に移動させるようになる
    • 起動時のシェーダーキャッシュを無効にすることができるグラフィクスオプションを用意する
  • NPC関連の修正もある
    • 主力艦(capital ships)から戦闘機が発艦しない問題が解決される
    • 海賊は一度襲った船に対して再度スキャンしないようになる
    • NPCが場にそぐわない無関係な発言をするような場面は改善される一方で、より会話のバリエーションを増やす予定
    • スーパークルーズ中にNPCの船が、別のNPCの船をインターディクトするようになる
    • NPCの警備艇の反応を改善し、大して懸賞金のかかっていないいわゆる小者の船には反応しないようになる
  • Elite Dangerous: Horizonsでは惑星のレンダリングにおいて良好なパフォーマンスを得るためにCompute Shaderを多用しているが、Mac OS XのOpenGLにはCompute Shaderが現状実装されていないため非常に大きな問題となっている。このためPC版からどれくらいの遅れでMac版がリリースできるかは現状分からない
  • 8月20日に公開が予定されいてるOculus SDK 0.7には0.5で作成されたバイナリとの互換性が全くない。Oculusを利用しているユーザは引き続きSDK 0.5を利用して欲しい

訳注: v1.4での修正で「アイランドが云々」の下りは、Wingが組めない、組んだはずの相手が見えないなどWing関連の修正と推測されます。Elite: Dangerousはオンラインでのマルチプレイを実現するためにP2P方式のネットワークを採用していますが(厳密にはP2Pとサーバ/クライアント型のハイブリッド)、通常空間とスーパークルーズの行き来や、スーパークルーズとハイパースペースの行き来といったいわゆる「モード」が切り替わる際にデータのロードだけなくゲームクライアントのP2P接続を変更、管理しています。P2P接続なので各プレイヤーのゲームクライアントはそれぞれのゲームクライアントと直接接続することになりますが、Elite: Dangerousで遊んでいる全プレイヤーのゲームクライアントと接続するわけにはいかないので、最大で32人までのプレイヤーで構成されるアイランド(島)と呼ばれる単位でゲームクライアント同士が接続することになります。どのゲームクライアントがどのゲームクライアントと接続するか(同じアイランドを共有するか)はFrontierのサーバで管理しており、サーバの指示に従ってゲームクライアントはP2Pによる接続を行います。Wingを組んでいる場合は当然同じアイランドにいないと一緒に行動できないわけですが、どうもこのアイランドの管理に問題があって、一緒にいるはずのプレイヤーが別のアイランドにいるため相手が見えなかったり、Wingが組めなかったりすることがあったようです。

それからMac版は大変なことになっていますね。この問題に対するオプションがあるのか?と公式フォーラムでも質問が出てますが、一筋縄ではいかないかもしれません。

またOculus社は来年発売を予定している一般大衆向けの製品の開発の大詰めを迎えている一方で、開発者向けのSDKもこの段階で過去のSDKとの互換性をなくすような大きな変更を加えているため、実際にアプリケーションを開発する側であるFrontierも「だったら仕様が完全に固まるSDK 1.0まで待ってから開発した方が手間が少なくて済む」と判断してもおかしくない状況のようです。VR向きのコンテンツですからいずれきちんと対応してほしいですが、少し時間がかかりそうですね。

ソース: Dev Update (13/08/2015)