AMDドライバの問題

v1.3.08における既知の問題に以下のような項目があります。

  • Windows 10でAMDのグラフィクスカードを使用しいる場合にフレームレートが悪化することがある

事象としては、通常空間やハイパースペースでは支障が無いのに、スーパークルーズ中だけ極端にフレームレートが落ちてしまう(一桁台とか)というもののようです。これに対してFrontierでもv1.4のbeta 1に修正を入れたようで、修正履歴に以下の記述があります。

  • Speculative fix for some stuttering in supercruise seen on Win10 machines with AMD graphics cards

しかし公式フォーラムの関連スレッドを見ると残念ながらこの修正だけでは問題は完全には解決しなかったようです。

結局ゲーム本体の修正だけでは根本的な対処にはならないと判断されたのか、プレイヤーからもAMDに対して直接サポートに問題報告を行っており、その結果としてAMDにも問題が認識され既知の問題としてAMD Catalyst 15.9 Beta Driver for Windows Release Notesの「Known Issues」のところに以下の記述が見られます。

  • [59475] Elite: Dangerous – poor performance may be experienced in SuperCruise mode

最新のベータドライバで既知の問題として取り上げられてるということは、残念ながら現状ではプレイヤーにとって解決策がないということを示しており、しばらくはこの状態が続きそうです。該当するプレイヤーの方はお気の毒としかいいようがないですね。

仮にWindows 10に限定される問題なのであれば、Windows 7や8からアップグレードされた方なら元のOSに戻すという選択肢も取れそうですが、一つのゲームのためだけにそこまでするかといわれると多くの人にとってそれは選択肢になり得ないでしょう。一日も早い解決を望みます。