前回取り上げたElite: DangerousにおけるOculus Riftのサポート状況ですが、公式フォーラムのOculus pre order informationスレッドにてFrontierのZac Antonaci氏から改めて現状についての報告がありました。
- 現在でも活発にOculus社と協力を行っているが、現時点でゲームが公式にサポートするOculus SDKのバージョンは0.6である。これまで同様、何かお知らせすることがあれば可能な限り早く皆様にお知らせする (コメント#1)
- 改めて申し上げたいが、VR技術は我々にとっても最優先の開発事項である。VR技術はゲームへの没入感とそのゲーム体験をより深めるものだと確信しているし、同時のこの分野で先頭に立って開発を進めていることに喜びを感じている。前回申し上げたとおり、Oculus社とは変わらず活発に協業を続けており、何かお伝えすることがあれば可能な限り早く皆様にもお伝えする。またこちらも改めて念を押しておきたいが、SteamVRに関して(Valve社やHTC社などと)何ら特別な取引は行っていない(コメント#98)
なお、同じ公式フォーラムのGot that CV1 finally.というスレッドではOculus Rift製品版をいち早く手に入れたという御仁が実際にゲームが動くかどうか試してみたという報告がなされています。それによると、SteamVRと組み合わせることで最新のSDK 0.8でもゲームを動作させることは可能だが、CrossFireXを利用しても2枚のGPUのうち1枚はアイドル状態になるのでフレームレートが上がらないことと、ゲーム内のGUIの字が小さすぎて読めないという問題がある、とのことです(コメント#59)。