以前、Elite: DangerousにおけるOculus Riftのサポート と Elite: DangerousにおけるOculus Riftのサポート(続報) で取り上げたElite: DangerousにおけるOculus Riftのサポート状況ですが、各種ニュースサイトで報じられている通りOculus Rift製品版の出荷に合わせて正式にサポートされることになりました。この件はOculus社およびFrotier Development社の双方から発表されています。
- Elite Dangerous Brings Deep Space to Oculus for Rift Launch – 3月10日付けOculus Blogより
- Elite Dangerous – Oculus Rift update – 3月11日付け公式フォーラムより
公式フォーラムにポストされた内容によると以下のようになっています。
- Elite: DangerousはOculus Rift製品版に付属するOculus SDKを正式にサポートする
- Oculus Rift製品版の出荷に先駆けて最新のOculus SDKに対応したElite: Dangerousのアップデートを無料で配信する
- 今後Oculus StoreにてElite Dangerous: Deluxe Editionが販売される。購入の際にはOculus Storeアカウントとは別にFrontier Storeアカウントの作成が必要になる(現在Steamで購入した場合と同様)。またFrontier StoreでElite: Dangerousを購入した顧客で、将来Oculus Storeに移管したい顧客に対しては無料でアクティベーションコードを配布する(現在Steam用のコードを発行してるのと同様の措置)
この記事を執筆している3月25日時点では、3月24日にOculus SDK 1.3をサポートしたv2.0.7が既に配信済みです。なお開発者向けのOculus Rfit DK/DK2についてはそのデバイスがサポートするSDKのバージョンを確認してほしいと述べています(コメント#12)。
また公式フォーラムの VR minimum specification for Elite Dangerous スレッドによればVR環境での必須要件は以下の通りです。
- OS: Windows 7、Windows 8またはWindows10の64ビット版
- CPU: Intel Core i7-3770Kまたはそれ以上 / AMD FX 4350またそれ以上
- メモリ: 16 GB
- GPU: Nvidia Geforce GTX 980
- ネットワーク: ブロードバンドインターネット回線
- ストレージ: 8 GB
一時期はOculusの対応は難しいのではないかと思われていただけにこのような形になって嬉しい限りですが、いつもながらぎりぎりのタイミングしか発表しないFrontier Development社の姿勢には改善を期待したいところです。